Sonyがスーパー35 グローバルセンサーを搭載したHDC 4Kカメラを開発中
Newsshooterによりますと、SonyがHDCラインナップにスーパー35mmでグローバルシャッターCMOSセンサー搭載の4Kカメラを加える予定だとのことです。
HDCラインナップはショルダーマウントタイプの屋外でのTV放送用カメラで、カメラ内での記録はできないようになっているのが特徴です。(つまり、中継用などに使われるということ)
NewsshooterによりますとSonyは今までに4K グローバルシャッターでのCMOSセンサーを搭載したHDCラインナップを発売したことはあっても、それらのカメラのセンサーサイズは2/3インチ搭載とのことで、スーパー35mmセンサー搭載での試みは初めてとのことです。 Sonyが放送業界にも大型センサー搭載カメラの必要性が出てきたことを認め、対応しているのか気になるところです。
今まで、大型センサーでの画作りが必要な場合はSonyのFX9やVENICE、α7S IIIがライブイベント中継やスポーツ中継に用いられたことがありますが、今回のように大型センサー搭載のHDCカメラが登場することで、TV制作陣もより使いやすい環境を整えられると思います。
Newsshooterによりますと、唯一の問題として、大型センサー搭載時は望遠レンズを活用するときに巨大になってしまう恐れがあるとのことです。 確かに、2/3インチセンサーはズーム域と光量確保のちょうど良いバランスを保っていたために、どのようなレンズが開発されるのかとても楽しみではあります。
Sonyによりますと、今回開発中のカメラは既存のHDRワークフローであるSR ライブにHLGとS-LOG3で対応するとのことです。 この新型HDCカメラは今年中にお披露目されるとのことです。
ちなみに、ライブ中継用カメラとしては、映画用カメラ機材で有名なARRIもすでに参入していて、ARRI AMIRA LIVEという機種が既に存在します。
時代は大型センサーへと放送業界もシフトしていくようですね。
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